お雛様の由来と雅叙園・百段雛まつり!〜お雛さまたくさん!編
百段雛まつりはそこで行われます。
〇百段雛まつり 概要(雅叙園公式Webページ)
↓↓概要(雅叙園公式Webページ)↓↓
https://www.hotelgajoen-tokyo.com/event/hinamatsuri2019
毎年ピックアップする地域を変えてやるそうです。
今回は青森、秋田、山形の東北三県!
江戸時代の主要な交易の一つ、北前船で伝わった文化が独自に栄えた場所たち。
だからこのピックアップなのか!!と個人的に胸アツ。
エレベーターを降りると丸っこくてかわいいお雛様がお出迎え。
こちらは東京のお雛様。
明治44(1911)年創業の老舗、原孝洲のお雛様だそうです。
近くにいたおねえさんが「おもちみたい」と言ってました。
うむ。納得。
三人官女のお顔が横のお餅とうり二つ…笑
そしてこの優しいお顔。
見てるだけで和みます。
進んでいくと各県の伝統のお雛様がたくさん飾られています。
ちなみにお写真が取れるのは漁樵の間だけ。
この圧巻の量…!!
雛まつりの時期になると「酒田雛街道(酒田観光物産協会Webサイト) 」という盛大なお祭りが行われるとか。
このつるし雛は「傘福」と呼ばれ、福岡・静岡の物と並んで日本三大つるし飾りの一つなんですって。
こんな可愛い子もいたよ。
今回の展示の中で特に私の印象に残ったのは、この2つ。
写真はないので公式Webサイトのリンクを。
ここから見られます。
(https://www.hotelgajoen-tokyo.com/event/hinamatsuri2019kokyo#009
)
①山形・酒田/加藤家のお雛さま
高さ40cmを超える大きなお雛様。
とにかく細かいところまでしつらえが美しい!!
普通のお雛様とお内裏様のセットじゃなく、舞を舞ったり雅楽を奏てる人形なんかもあったり。
そしてとくに印象に残ったのが、「百歳雛(ももとせびな)」。
なんと白髪のおじいさんとおばあさんの雛人形。
そのようになるまで仲睦まじく、そして健康に長生きに、という意味合いが込められているらしいです。
お雛様はみんなのあこがれの結婚式、そしてその横にはこれまた憧れといえる幸せな仲睦まじい百歳雛。
末永く幸せに、とはまさにこのこと!
なんだか幸せな空間と願いだなぁと思いました。
こちらは東京発公開!なんと16mにもわたるミニチュアの嫁入り道具たち!
火鉢とか椀とかよく見られるやつに加え、貝合わせやら鏡台やら寝具やら着物やら駕籠やらととにかく可愛い!!
最強の平安ドールハウスが出来上がること間違えなし。
可愛すぎる。
でも作りは本当に精巧で美しい。
最後の藩主、津軽承昭(つぐあきら)公が明治以降に誂えたそうです。これだけのものを嫁入り道具に…お家のアピールはもちろんあったでしょうけど、嫁いだお姫様に対して深い愛情もあったのではないかな…と思える展示でした。
古いものは勿論、現代の作家さんたちの展示なんかもあったりして他にもとにかく見どころ沢山。
雛人形自体の歴史や文化は勿論のkと、これだけのものを子供の嫁入りに用意して受け継いできた…そんな人々の愛情の歴史を感じる展示でした。
百段雛まつりは3月10日(日)までです!
そういえばこんな豆サイズの可愛い子たちもいたよ。
和む顔してる。
☆訪問スポット
【百段・雛まつり】
開催期間:2019年1月18日~3月10日
※会期中無休
開催時間:10:00~17:00(最終入館16:30)
開催場所:ホテル雅叙園東京
↓↓アクセス↓↓
https://www.hotelgajoen-tokyo.com/access
料金:
・前売り:1,200円
・当日:1,500円
・学生:800円
※そのほかは上記Webページをご覧ください。